太平洋戦争中、日本海軍が極秘裏に進めた原爆開発「F研究」に参加を求められ、第五福竜丸が被ばくしたビキニ環礁の水爆実験ではノーベル物理学賞の受賞者として行動を求められ、日本初となる原子力発電所の建設に向け「原子力委員会」が組織されるや委員への就任を要請されるなど、常に難しい選択を迫られてきた湯川。その果てに、彼が見た理想とは。「核」の脅威が増大する現代、今なお色あせない湯川のメッセージ。