「私……多恵(石川絵里)を、殺した」。桜子(桃井かおり)に言われるままに自分と向き合った芽美(中谷美紀)は、高校時代の親友を殺したと意外な事実を口走る。いっしょに死のうとナイフを振り回す多恵に恐怖を感じた芽美は、ナイフを奪い取り多恵を刺してしまったという。「殺すつもりはなかった。正当防衛です!」。そういう芽美に桜子は、それは当時周囲の大人が考えた理屈と決め付ける。「あのときの自分と向き合えって言っているの」。どうやら桜子は、当時芽美に殺意があったか知りたいらしい。一方、ベッドをともにした乃木(田辺誠一)とカヲル(黒澤優)は、翌朝登校前の朝食を。満ち足りた表情をしながらも「どうやって死のうかな」と相変わらず死ぬことばかりを口にするカヲルに、乃木は戸惑うばかりだ。