ロシア侵攻を受けるウクライナで、深い尊敬を集める日本人バレエ教師・高尾美智子。ウクライナバレエ界の世界的スターたちから「日本の母」と慕われてきた。幼少期に大阪で大空襲を生き延びた美智子は、東西冷戦さなかの1975年、鉄のカーテンを越えてキーウの国立バレエ学校と交流を始めた異色の存在。去年夏、戦火のキーウから学生5名を招聘し京都で合同公演へ。半世紀をウクライナとともに生きた女性の物語。